orgドメインは、数あるドメインの中でも非営利団体を表すドメインとして認定されています。一番人気の高い「.com」とは違って多くの重要を獲得している訳ではありませんが、ドメインの信用度としては決して低くありません。orgのような独自ドメインは、パッケージのブログサービスで使われているようなサブドメインに比べ優位性の高いドメインとして認められています。今回は、orgを通して独自ドメインの魅力について紹介していきましょう。
「.orgドメイン」でアクセスアップを狙う方法とは?
orgでアクセスアップを狙うには、どの様な手段があるのでしょうか?orgドメインの魅力を始めとして参考になる実例を紹介します。
orgドメインの魅力とは?
orgドメインの魅力は、何と言っても独自ドメインである事が挙げられます。独自ドメインは、ブログサービスに左右される事なく使えるドメインなので、サービスを移行してもそのまま流用する事が可能なドメインです。独自ドメインと言えば「.com」が圧倒的なシェアを誇っていますが、orgドメインはそれに勝るとも劣らない信用性があります。
orgは基本的に非営利団体を表すドメインなので、企業HPに使われいる事が少なく比較的崇高な取り組みや、団体機関の様な組織体ホームページに使われている点が目立ちます。
orgドメインを使ったブログでアクセスアップ!?
orgはネット上で見かける事が少ないドメインでありながらも「見た事がある」という方は多いでしょう。ここではWordPressとFC2における、orgドメインとの関わりについて紹介します。
orgドメインとWordPress
実は、インストール型WordPressのURLにはorgドメインが使われています。WordPressには、インストール型とレンタルサーバー型がありポータルサイトのドメインが「.org」と「.com」で分かれているんです。インストール型は自分でサーバーを用意する必要があり、少しややこしい反面で拡張性が高く、運用方法も自由に選べる特徴があります。
サイトURLに「.com」が使われているレンタルサーバー型は、WordPressが用意したサーバーを月額レンタルする方法で無料プランが用意されているのが特徴です。インストール型WordPressでは、サーバーこそ必要になるもののWordPress自体が無料で提供されているオープンソースである事から営利目的ではない事が分かります。「.org」がドメインとして使われている理由も何となく分かりますよね。
orgドメインとFC2
FC2では、独自ドメインとしてorgを取得する事が可能です。年間のドメイン料金が種類によって異なる中で「.org」は「.com」と同じ1,080円/年で取得出来ます。FC2でのドメイン料金を比べてみると「.com/.org/.info」が比較的安く「.jp」が2,780円/年と一番高いドメインである事が分かります。やはり日本のドメインという事で、国内における信用度順になっている事が伺えますよね。
独自ドメインは同じものを取得する事が出来ないので、使いたいスペルをドメインとして登録出来ない事があります。「.com」が最も人気が高くドメインの競合が高い中で、使いたいスペルをorgドメインを使って登録するのも一つの手段です。
独自ドメインのメリット
独自ドメインには、無料ブログサービスで使われているサブドメインにはないメリットがあります。ここでは独自ドメインのメリットについて紹介していきましょう。
信用度が高い
独自ドメインの中でもorgは特に信用度が高い事が分かります。非営利団体が使うドメインである事も理由の一つですが、実際にorgが使われているホームページを見ると、内容的にしっかりとした安心感のあるサイトが多く見受けられます。ビジネス感よりもボランティア的な要素が高い事から、信用度が高くなっていると言えるでしょう。
自分で管理できる
自分で管理出来る点も、独自ドメインのメリットとして挙げる事が出来ます。無料ブログサービス等で取得したサブドメインは、そのサービスを使い続けないと利用する事が出来ませんが、独自ドメインではサービス移行後も流用する事が可能です。URLが変わる事でアクセスが途切れてしまう事もないので、アクセスアップをし続ける点でもメリットが大きいと言えるでしょう。
独自ドメインのデメリット
メリットの多い独自ドメインですが、注意しておく点もいくつかあります。ここでは独自ドメインのデメリットについて紹介しましょう。
費用がかかる
独自ドメインは、無料で使い続けると言う訳には行きません。自分だけのオリジナルドメインが取得出来る代わりに、年間契約での費用がかならずかかってくる点もデメリットです。ブログサービスによっては、初年度無料などのキャンペーンが付いてくる場合もありますが、最終的には年間費用が発生します。
競合が多い
人気のドメインでは、自分が良いと思ったURLがすでに使われている場合があります。この場合、少し妥協して別の名前で取得するしかありません。競争率の激しいドメインの場合だと、中古ドメインとして販売されている事も多い事から、どれだけ需要があるかが伺えますよね。
まとめ
orgは、良く目にする事があるかもしれませんがドメインであると言う認識が薄いかもしれません。ちょっと「お堅い」イメージの強いドメインですが、実は誰でも使える事が分かっていただけたかと思います。「.com」では中々取得出来ないドメインでも、orgで登録すれば意外とすんなり取得出来るかもしれません。