本来、逆SEOはネガティブ行為をしてくるWebサイトへの対策として、検索順位を下げるために考えられた方法ですが、競合するサイトの順位を下げるために行われていることがあります。
普通にサイト運用をするのに逆SEOは知る必要のないことではありますが、もしやられた際の対策として、知識は身につけておいた方がよいでしょう。
逆SEO対策とは?具体的な方法や手順など徹底解説!
逆SEOはスパム行為としてペナルティを受ける可能性があるだけでなく、法律に触れてしまう可能性もあります。そのため、絶対にやらない方がよいですが、やられた場合の対策をするために、知識として知っておいた方がよいです。
逆SEOとは?
Google検索などの検索結果で、順位を上げるための施策がSEO対策と呼ばれています。逆に、Google検索などでの検索結果の順位を下げるための方法が逆SEOです。SEO対策の逆のWebサイト対策であることから、リバースSEOとも呼ばれています。
本来、根拠のない誹謗中傷をしてくるネガティブサイトの対策方法ですが、ターゲットにしたサイトの評価を下げることができることから、悪質なサイトではなく、ライバルサイトの評価を下げるためにしてくる方が少なからず存在しています。
逆SEOの手法とは?
悪質な方があなたのWebサイトの評価を下げるためにやってくる逆SEOの手法としては、次の2通りです。
- 大量のコピーサイトを作られる
- コピーサイトに大量の被リンクを貼られる
コピーサイトがたくさんあると、Googleはそのサイトはスパムサイトであると考え、悪い評価がされてしまうことがあります。もし、自分が作った覚えのないコピーサイトがたくさんあるようなら、逆SEOをされている可能性があります。
また、そのコピーサイトにたくさんのリンクを設置することで、あなたのWebサイトの評価はさらに下げられてしまいます。2020年のSEO対策では、不正な被リンクをたくさんサイト内に貼っている場合でもサイトの評価を下げてしまいます。
効果的な逆SEOの対策方法は?
コピーサイトを大量に作られていた場合、そのコピーサイトからオリジナルのサイトへのリンクが貼られているはずです。自身のWebサイトにどんな被リンクがはられているかは、Googleサーチコンソールを使って調べることが可能です。逆SEOをやられている可能性が考えられるのなら、被リンクの一覧を調べてみましょう。
一覧のなかに誰かが作ったコピーサイトへのリンクがあるようなら、手動で削除が行えます。また、手動でリンクが消せなかった場合は、リンク否認ツールを利用すれば削除が可能です。
さいごに
今回、逆SEOの手法を紹介した理由は、やられていた際にすぐに仕組みを理解し、対策ができるようになるためです。自分のWebサイトの順位を上げるために、ライバルサイトへ逆SEOをすることはやめましょう。