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サイテーションを獲得すべき理由とは?施策方法やSEO効果など解説!

サイテーションを獲得すべき理由とは?施策方法やSEO効果など解説!【ブログ】SEO対策の知識をブログやサイトのアクセスアップに繋げよう!

筆者は、自身の運営するスポーツ情報サイトで月間50万PVを達成。月のサイト収入も10万円を超えています。本サイトのさまざまな記事で、証拠となる情報を公開していますのでご覧ください。

今回のテーマは「サイテーション」です。

何か調べ物をして参考になると判断した場合、引用したり言及したりすることもありますよね。私も上位表示されている記事を参考にすることもよくあります。この引用したり、言及したりすることを「サイテーション」と呼びます。

2019年以降のSEO対策で、サイテーションの重要性は増しています。EATをどこで判断するのか、その答えはサイテーションといっても過言ではありません。

それでは、サイテーションについて詳しくみていきましょう。

サイテーションを獲得すべき理由とは?施策方法やSEO効果など解説!

サイテーションを獲得すべき理由とは?施策方法やSEO効果など解説!

ここでは、サイテーションの意味や獲得すべき理由、施策方法やSEO効果などについて解説していきます。

サイテーションとは?

サイテーションは「引用する」、「言及する」という意味です。つまり、サイテーションとは、他サイトで引用されたり言及されたりすることです。よくブログなどで参考にした記事を紹介されているケースを目にしますが、他のサイトにサイテーションされるということは、その記事が参考にされているということです。

サイテーションされると、2019年以降のSEOでは、Googleの検索エンジンから高く評価される傾向にあります。サイテーションされているということは、サイトの信頼性が高いということです。この概念を、サイテーションシグナルと呼びます。つまり、サイテーションシグナルが高ければ高いほど、検索エンジンで上位を獲得することができるため、アクセスアップに繋がるというメリットがあります。

サイテーションを獲得すべき理由は?

サイテーションを獲得すべき理由は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから高く評価されやすくなるためです。2019年以降のSEOでは、サイテーションを獲得するためにはEATという考え方をもとに記事を執筆していかなければなりません。EATとは、専門性、信頼性、権威性を示す指標のことですが、そもそも、EATの存在しないサイトはサイテーションされません。

このサイテーションは、被リンクとは異なります。例えば、飲食店に来店されたお客様が、個人で発信しているブログでお店の名前を言及したとします。リンクは貼らなくても、言及されたということは、少なからずその飲食店は社会に影響を与えたということになります。

そして、この影響力がGoogleの検索エンジンで評価される指標となっています。つまり、サイテーションされるということは、被リンクと同じようなSEO効果がみられるということです。

サイテーションを獲得するためにすべき3つの施策とは?

サイテーションを獲得する理由は分かったと思います。それでは、サイテーションを獲得するために、具体的に何をすればよいのでしょうか。まず、前提に考えなければならないことが、ユーザーにとって有益な情報を発信しているかどうかということです。

しかし、それだけでは満足したサイテーションは獲得できません。具体的な施策方法について、さらに掘り下げて解説していきます。

施策① ユーザーに分かりやすいサイト名をつける

サイト名はユーザーにとって分かりやすいほうがメリットは大きいです。例えば、長ったらしいサイト名や複雑で理解しにくいサイト名は、ユーザーから敬遠されがちです。ユーザーにとって読みやすく、一目で分かるサイト名にすることをおすすめします。

ちなみに、長すぎるサイト名をつけたサイトが言及されたとして、正確にサイテーションされているかどうかといえば、必ずしもそうではありません。引用、言及されたとしても、サイト名の一部が省かれたり、短縮されたりしてしまうと意味がありません。

そのため、ユーザーにとって分かりやすく、覚えられやすいサイト名にするとよいでしょう。

施策② SNSでサイト名を発信

2019年以降のSEOでは、サイトと併用してSNSを発信することは必須といえます。その理由は、2019年9月のGoogleコアアップデートの内容にも含まれていますが、ユーザーの流入元を複数確保することで上位表示しやすくなるためです。

つまり、SEOによる検索エンジンからの流入とSNSからの流入など、多岐にわたる流入元を確保することで、ある一定のSEO効果がみられます。

そして、SNSで発信された情報を運営サイトにサイテーションする傾向も増えています。SNSでサイト名を露出するということは、サイテーションされやすいため施策方法としてはおすすめです。

施策③ 第1次情報を発信する

第1次情報とは、どこのサイトにも掲載されていない情報のことです。具体的には、SEO対策でアクセスアップした方法をデータとともに公開したり、ダイエットで実際に痩せた方法をレビューしたりすることで発信した情報のことです。

つまり、誰にも書くことのできない自分だけの情報を発信することでサイテーションされやすくなります。しかし、第1次情報を発信することは難しいですよね。

コツは簡単です。自身の体験や経験をもとに記事にすることで、第1次情報のオリジナルコンテンツとして発信できますので、是非トライしてみてください。

サイテーションのSEO効果は?Googleが発表している「知名度」との関係性から読み取る!

過去のSEOにおいて、サイテーションは無視され続けてきました。しかし、YMYLやEATの考え方が主流となった2019年以降のSEOでは、サイテーションの重要性は高まっています。

サイテーションのSEO効果は?

Googleは、品質のよい記事を検索エンジンで高く評価するという特徴を持っており、指標として具体的に検索品質評価ガイドラインとして公表されています。

それでは、サイテーションされるとどのようなSEO効果がみられるのでしょうか。それは、ユーザーの評価によってサイトの検索順位が変更され、上位表示されやすくなります。

具体的にどのようなことか説明しますと、2019年以降の検索エンジンでは、ユーザーが多く集まっているかどうか、もしくは、サイト滞在時間の長さや直帰率などの低さなどがサイトの評価対象となっています。

そのため、評価の高いサイトが検索エンジンで上位表示される仕組みになっています。その評価対象のなかに、サイテーションがあります。つまり、Googleの検索エンジンがサイテーションされているかどうかを評価するというアルゴリズムが影響しているのです。

しかし、サイテーションのなかでも批判的なサイテーションは、サイトの評価を下げてしまいます。サイトにとってメリットのあるサイテーションを獲得できるようにしていきましょう。

Googleが発表している「知名度」との関係性は?

さらに、Googleはマイビジネスヘルプの『Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する』という項目のなかで「知名度」について、次のように公表しています。

(一部抜粋)

知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。たとえば、多くの人に知られている著名な美術館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。

ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。

注目すべきは、黄色のラインマーカーの箇所です。知名度や口コミなどが検索エンジンにて高く評価されるという内容で公表されています。

さらに、ローカルSEOのなかでNAP(Name・Address・Phone)の情報を公開して、サイテーションを獲得しやすい環境を作り出すことも重要視されています。ちなみに、NAP(読み方:ナップ)とは、サイト運営者の名称や住所、電話番号のことです。

NAPとMEO(ローカルSEO)の重要性とは?

MEOの読み方は「エムイーオー」で、英語の「Map Engine Optimization」の頭文字を取ったものです。MEOとは、Googleマップの検索エンジンを最適化することです。Googleマップ検索をローカル検索と呼ぶことから

MEO = ローカルSEO

と認識されています。

MEOでは、地域や知りたい情報が組み合わさって検索結果に表示されます。つまり、サイトも知名度が上がって指名検索や口コミなどで言及されてサイテーションされれば、検索順位も上がりやすくなるということです。

サイテーションと被リンクの違いは?

サイテーションと被リンクの違いは?

サイテーションと被リンクの違いが分からないという方もいることでしょう。サイテーションと被リンクは、サイトが引用、言及される意味では似ています。しかし、その意味と内容は全く別物です。

被リンクは、他サイトにリンクが貼られて言及されることで、ある一定のSEO効果が得られます。一方で、サイテーションは他サイトで言及されても、リンクは貼られません。さらに、サイテーションはSNSで引用、言及されても、ある一定のSEO効果をもたらします。

それでは、SNSでサイテーションされることで、なぜある一定のSEO効果が得られるのでしょうか。それは、2013年以降SNSが爆発的に人気を獲得していることと、検索エンジンの進化によるところが大きいです。

市場調査やマーケティングに特化した「株式会社ICT総研」の発表した『2017年度 SNS利用動向に関する調査』のデータによりますと、2013年でのSNS登録者数は約5,487万人、2017年で約7,216万人、2019年には約7,732万人にまで拡大しています。つまり、6年間で約2,300万人の登録利用者が増えていることが背景にあります。

さらに、2019年以降も10代や20代を中心に、SNSの登録利用者数が爆発的に増加しており、今後も、SNSによるサイテーションがSEOに効果をもたらすことは明確だといえます。

サイテーションされている数の確認方法は?

サイテーションされている数の確認方法は?

サイテーションされることで、ある一定のSEO効果が得られることは分かったと思います。しかし、運営している自分のサイトが、他サイトでどのようにサイテーションされているのか気になりますよね。

サイテーションされているかどうかを確認する方法があります。それは、

  • Google、Yahoo!などの検索エンジンでサイト名を検索する
  • Googleサーチコンソールでサイトの指名検索の数をチェックする

です。このうち、検索エンジンでサイト名を検索する方法は、少しコツがいります。検索フォームに次のように入力してください。

site:(サイトのURL)

これだけです。すると、運営されているサイトだけでなく、サイテーションされているサイトも表示されます。さらに、この方法で被リンクを獲得しているサイトも一緒に表示されますので、こちらもチェックしておくとよいでしょう。

Googleサーチコンソールは、Googleアカウントを取得していれば無料登録できます。サイトを運営するにあたり、必須のSEOツールですので、是非活用することをおすすめします。

サイテーションによってサイトが評価されているかどうかの確認方法は?

サイテーションによってサイトが評価されているかどうかの確認方法は?

サイテーションされているということは、サイトが評価されているということです。しかし、サイテーションされていても、実際は、検索エンジンからサイトがどのくらい評価を得ているのか分からないですよね。

サイトが検索エンジンから評価されているかどうかを確認する方法があります。それは、検索結果にサイトリンクが表示されているかどうかで判別する方法です。

これだけ言われても分からないですよね。実際に私が運営しているスポーツ情報サイト「愛Tソリューション」をGoogleの検索エンジンで検索してキャプチャしました。赤枠の箇所です。

サイテーションによってサイトが評価されているかどうかの確認方法は?

上図の赤枠の箇所のように、サイト名で検索したときにサイトリンクが表示されていれば、検索エンジンから評価されているといえます。

ちなみに、このサイトリンクはGoogleが自動表示させる仕組みですので、自由に追記したり修正したりすることはできません。

まとめ

最後にまとめます。サイテーションを獲得するためには、

  • ユーザーにとって分かりやすいサイト名をつける
  • SNSでサイトを拡散する
  • 第1次情報を発信する

この3つが大切です。そして、ユーザーに「この記事を紹介したい」と思わせるような内容で執筆することが必要です。2019年以降のSEO対策ではサイテーションの重要性が高まっていますので、ここでしっかりと学んでおきましょう。

参考になった方は、是非シェアをお願いします。

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