初めに、筆者の実績から紹介していきます。
運営しているスポーツ情報サイトの月間アクセス数は50万PVを超え、月のサイト収入は10万円以上です。実績の証拠については、こちらの記事で実際の私の楽天銀行の口座を公開していますので、気になる方はこちらをご覧ください。
筆者の取り組んでいるSEO手法は、ミドルワードで上位を獲得してビッグワードと同様のアクセス数を稼ぐというやり方です。
本記事では、ミドルワードをテーマに解説しています。上位表示を狙う方法やキーワード選定のコツなどの紹介しています。
ぜひ、最後までじっくりとご覧ください。
ミドルワードとは?特徴やSEOで上位表示を狙う方法を解説!
ミドルワードで上位表示させたいという方も多いでしょう。ミドルワードは、ロングテールキーワードと関連性が高く、サイト収益に結びつけやすいといわれています。ここでは、特徴やSEOで上位表示させる方法などについて解説していきます。
ミドルワードとは?
ミドルワードとは、スモールワードよりも検索数が多く、ビッグワードよりも検索数が少ないキーワードのことです。月間検索ボリューム数の目安は1万~10万です。また、競合性もそれほど高くなく、SEOの手法によっては上位表示しやすいといえます。
この月間検索ボリューム数によって、ビッグワード、ミドルワード、スモールワードと区別されていますが、明確な基準があるわけではありません。しかし、ミドルワードやスモールワードのようにある一定のアクセス数が獲得できるキーワードの存在も大切です。ちなみに、1年を通して、ある一定のアクセス数を集めることができるキーワードのことを「ロングテールキーワード」と呼びます。
ミドルワードの特徴とは?
ミドルワードは、あるキーワードに対して、より具体的な何かを知りたいときに検索するワードです。例えば、『SEO』で検索したユーザーは、SEOの何を知りたいのかが明確ではありません。しかし、『SEO 本』で検索したユーザーはどうでしょう。SEOに関するおすすめの本について知りたいということが分かりますよね。
ちなみに、ミドルワード以外にも、ビッグワードやスモールワードとよばれるキーワードも存在します。
キーワード『東京オリンピック』を例にしてみます。
- ビッグワード:東京オリンピック
- ミドルワード:東京オリンピック 日程
- スモールワード:東京オリンピック 日程 マラソン
実際にキーワードプランナーで月間検索ボリューム数を調べてみましょう。
このような結果となりました。
ミドルキーワードの特徴は、ビッグワードと比べるとユーザーの目的が明確にされているため、コンバーション(成約)しやすいということです。ユーザーの目的に沿った内容でセールスライティングしていくと、CVR(コンバーション率=成約率)も上がることでしょう。
ミドルワードのメリットとデメリットは?
次に、ミドルワードのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリットを3つ紹介!
ミドルワードのメリットは次の3つです。
- 競合性がそれほど高くないキーワードが多いため、上位表示させやすい。
- そこそこのアクセス数の獲得ができる。
- ビッグワードと比べると、成約率(コンバーション率)が高い。
ミドルワードは、ユーザーの目的もある程度明確化されているため、セールスライティングにて多くの成約を獲得することが可能です。また、アクセス数に繋がるため、緩やかなアクセスアップを図ることができるでしょう。さらに、ビッグワードのように強豪がひしめくキーワードではないため、比較的容易に検索エンジンで上位表示を獲得することができます。
デメリットを2つ紹介!
ミドルワードのデメリットは次の2つです。
- ビッグワードと比べると、大幅なアクセスアップに繋げることが難しい。
- スモールワードのように1記事だけで上位表示をとることができないこともある。
サイトを運営していて、アクセスアップさせたいと思っている方も多いと思いますが、ミドルワードで上位を獲得しても、思ったよりもアクセスアップには繋がりません。また、月間検索ボリューム数1万を超えるキーワードも多いため、1記事のみの上位獲得も難しいでしょう。そのため、確実に上位表示させるためには、SEO対策にてしっかりと施策することが大切です。
上位表示が狙える!キーワード(ミドルワード)選定のコツは?
ミドルワードの月間検索ボリューム数の目安は『1万~10万』です。1万アクセスを超えるキーワードは、1記事単体での上位獲得は難しいです。
それでは、どのようにしてミドルキーワードで上位表示させるのでしょうか。具体的な方法は次の通りです。ここでは、SEOツール「ラッコキーワード」でキーワードを収集します。ちなみに、ラッコキーワードは「(旧)関連キーワード取得ツール」ですので、ご存じの方もいますよね。
さて、「ラッコキーワード」でミドルワードを入力します。ここでは、『東京オリンピック チケット』と入力してみました。
すると、下図のように表示されます。
ここで注目すべき個所は、赤枠の「keyword:592」です。これは、『東京オリンピック チケット』というキーワードに対して、592個の関連するキーワードがありますよ、ということです。
つまり、『東京オリンピック チケット』で上位表示させるためには、これらの592個の関連キーワードで上位を獲得しなければなりません。
しかし、実際はこれほどの膨大な量の記事を量産することは無理ですよね。続いて、青枠の箇所をご覧ください。
いわゆる、ここが「Googleサジェスト」です。
『東京オリンピック チケット 払い戻し』
『東京オリンピック チケット 代』
『東京オリンピック チケット どうなる』
など、さまざまなスモールキーワードがありますよね。これらのGoogleサジェストは、ユーザーから高い評価を得ているキーワードです。つまり、このサジェストキーワードで上位を獲得できれば、『東京オリンピック チケット』のミドルワードでも上位表示しやすいということです。
まとめ
アフィリエイトなどで稼ぎたいと思っている初心者の方は、ビッグワードで記事を執筆することはやめておきましょう。その理由は、ビッグワードで上位表示させるためには、SEOに関する高度な知識が必要なためです。まずは、ミドルキーワードかスモールワードから絡めとっていくことをおすすめします。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- 月間検索ボリューム数の目安は1万~10万
- ビッグワードよりかも検索数が落ちるが、上位表示を狙いやすい
- 「ラッコキーワード」でキーワード選定をする
参考になった方は、是非シェアをお願いします。